ニュース2026年
【2026年3月30日】
浪江水素ホテルへ、水素専焼タイプの給湯器を提供
―商業施設における水素専焼給湯器 実証運用―
株式会社パロマ(愛知県名古屋市/代表取締役社長:小林弘明)は、福島県浪江町に開設される「浪江水素ホテル」に対し、水素専焼給湯器を提供いたしました。
浪江水素ホテルは、再生可能エネルギー由来の水素を活用し、施設内エネルギーを水素でまかなうことを目指す次世代型の宿泊施設であり、「なみえ水素タウン構想」の取り組みの一つに位置付けられています。
「なみえ水素タウン構想」とは、浪江町が水素の製造・供給・利活用を一体的に推進し、地域全体で水素エネルギーの社会実装を目指す取り組みです。本事業は、同構想の趣旨に沿って、水素社会の実現に向けた取り組みの一環として、二酸化炭素を排出しない100%水素ホテルの実現を支援するものです。
本ホテルでは、浪江町に立地する 『福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)』で製造される再生可能エネルギー由来のグリーン水素も活用します。FH2Rは、太陽光による再生可能エネルギーを利用して水を電気分解し、水素を大規模に製造する世界有数の実証施設であり、福島復興と水素社会実現の象徴的拠点となります。
■国内初、商業施設への水素専焼給湯器の実装
本件は、国内で初めて商業施設において水素専焼給湯器の導入を行い、実際の利用環境下での恒常的運用を見据えた実証に取り組むものです。今回導入された給湯器は、ガス燃焼技術、制御技術を基に、水素の特性に対応するため新たに開発をいたしました。パロマが提供した給湯器は、水素を直接燃焼させる専焼方式を採用し、化石燃料を使用しない給湯を実現しています。
【水素専焼給湯器の主な特長】
・水素特有の高速燃焼に対応した専用バーナー設計
・「爆発の危険性」「不安定な燃焼」をクリアする高い安全性確保
・商業施設の給湯需要に対応する安定した出湯性能
水素は燃焼時に二酸化炭素を排出しないエネルギーであり、再生可能エネルギー由来のグリーン水素と組み合わせることで、生活インフラである給湯分野の脱炭素化を大きく前進させる可能性があります。パロマは安全確保を最優先としながら、これまで培ってきた燃焼技術を基盤に、新たなエネルギーへの対応技術の研究開発を進めております。本取り組みは、実際の利用を伴う実証を通じて知見を蓄積し、水素社会実現に向けた重要な一歩として、脱炭素化への貢献を目指すものです。
■浪江水素ホテルについて
福島県双葉郡浪江町に開設された、水素をエネルギー源として活用する宿泊施設です。「なみえ水素タウン構想」に基づき、再生可能エネルギー由来のグリーン水素も活用した、「世界初の水素100%ホテル」となります。水素の地産地消モデルを体現する施設として、福島復興および脱炭素社会実現の象徴的プロジェクトの一つに位置付けられています。
所在地:〒979-1531福島県双葉郡浪江町大字川添字上加倉 68
TEL :0246-24-2555(ホテルなみえ)
オープン:2026年3月25日(水)
水素供給元:浪江水素ステーション
水素仕入元:福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)他
■福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)について
福島県浪江町に立地する世界有数の水素製造実証施設です。国のプロジェクトの一環として国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を中心として整備された福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)は、再生可能エネルギーである太陽光発電を活用して水を電気分解し、最大10MW規模で水素を製造する能力を有しています。本施設は、水素の大量製造・貯蔵・供給までの一連の運用を実証する拠点として整備され、福島復興の象徴的事業の一つでもあります。製造された水素は、燃料電池車、発電用途、産業用途などへ供給されており、地域循環型エネルギーモデルの確立を目指しています。
パロマは今後も、環境負荷低減と次世代エネルギー機器の開発および社会実装を通じ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
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本件に関する
お問い合わせ先株式会社パロマ 広報室 :052-824-5251(直通)
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